実績報告
Report全日本スキー・スノーボード連盟からの報告
2026.10.20 次世代育成| 団体名 | 全日本スキー・スノーボード連盟(ノルディックコンバインドチーム) |
|---|---|
| 大会名 | 未来のノルディックコンバインド育成プロジェクト |
| 開催日 | 2026年6月5日〜6月7日(3日間) |
| 開催場所 | 北野建設スポーツセンター、北信州体操クラブ体操場、白馬村B&G体育館、白馬村クロスカントリー競技場 |
| 競技名 | ノルディック複合(ノルディックコンバインド) |
成果
・多角的な一貫指導による競技力の向上と課題の明確化
作山HCによるジャンプ技術伝達や豊田トレーナーのコーディネーショントレーニング、器械体操、ローラースキー等、神経系が発達するユース期に不可欠な多角的アプローチを実践。選手が自らのアプローチや空中姿勢の根本的な課題を発見し、今後の練習へ活かす具体的な動機付けがなされました。
・指導者の情熱・哲学の共有と指導体制のアップデート
山田コーチの講習等を通じ、世界で戦うための目標設定や人間性を高めるライフスキルの重要性を共有。「選手に伝え続ける情熱と哲学」を再確認し、個人の経験則に頼らない持続可能な指導体制への進化が促されました。
・全国の地域指導者・選手間のネットワーク構築と情報交換の実現
各都道府県の指導者が一堂に会したことで、地域間の現状や課題、好事例に関する情報交換が活発に行われました。県単位の枠組みを超え、ブロック単位で連携した持続可能な合同トレーニング体制の可能性など、今後の普及・拡大に向けた強固な横の繋がりが構築されました。
コメント
充実したトレーニングを安全に行うための専門施設の使用料や、拠点での宿泊・食費への支援により、選手たちが競技に完全に集中できる、安心・安全な合宿環境を担保することが可能となりました。この助成金がなければ、これほど多角的かつ高密度な一貫育成プログラムの全国展開は不可能であり、競技の未来に向けた極めて大きな貢献となりました。
現在、国内におけるノルディックコンバインド競技の競技人口減少は非常に顕著であり、このままでは種目の存続自体が危ぶまれる強い危機感を持っております。今回のキャンプを通して、全国の少年指導者や選手が直接集い、最新の知見や地域の現状を共有することの価値を改めて痛感いたしました。 つきましては、今回構築された指導者・選手のネットワークを一時的なものに終わらせず、持続可能な育成スキームとして定着させていきたいと考えています。また、参加者からは「今回学んだ内容の復習用映像の配信」や「オンラインでの定期的なジャンプ動画カンファレンス」を求める声が多く挙がっており、今後はリアルなキャンプとデジタルを活用した継続的なフォローアップの融合を図りたいと考えております。




